チャルチャン(読み)ちゃるちゃん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「チャルチャン」の意味・わかりやすい解説

チャルチャン
ちゃるちゃん / 且末

中国、新疆(しんきょう)ウイグル自治区バインゴル・モンゴル自治州の南西部にある県。タクラマカン(タクリマカン)砂漠の南端、アルトゥン山脈北麓に位置し、チャルチャン河が県域を北流する。常住人口6万5572(2010)。ケリヤ、チャルキリクなどへの自動車道が通じる。県北部には2016年開港のチャルチャン玉都空港があり、ウルムチ、コルラへの航空路が開かれている。ヒツジを主とする牧畜のほか、オアシスによる水利、灌漑(かんがい)が進み、小麦、ワタ栽培が盛んである。漢代には且末(しょまつ)国や小宛(しょうえん)国などが置かれた地域であり、清(しん)末には于闐(うてん)県に属したが、中華民国成立後チャルチャン県となった。

[駒井正一・編集部 2018年1月19日]

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