于闐(読み)ウテン

デジタル大辞泉 「于闐」の意味・読み・例文・類語

うてん【于闐】

古代中国西域にあったオアシス都市国家。現在の中国新疆しんきょうウイグル自治区ホータン県。東西貿易路の要衝として前2世紀にはすでに繁栄住民はアーリア系で、仏教文化が栄えた。古来ぎょく産地として有名。

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精選版 日本国語大辞典 「于闐」の意味・読み・例文・類語

うてん【于闐】

  1. 中国漢代の西域の国。今の中国新疆(しんきょう)ウイグル自治区天山南路のホータン(和闐)。シルクロード要地として繁栄。また、玉の産地としても知られた。

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改訂新版 世界大百科事典 「于闐」の意味・わかりやすい解説

于闐 (うてん)
Yú tián

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「于闐」の意味・わかりやすい解説

于闐
うてん

ホータン

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山川 世界史小辞典 改訂新版 「于闐」の解説

于闐(うてん)

ホータン

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「于闐」の意味・わかりやすい解説

于闐
うてん

「ホータン(和田)地区」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内の于闐の言及

【ホータン】より

…その大半をウイグル人が占める。漢代以来の中国文献には于闐(寘)(うてん)として記録され,近年には和闐とも写された。ホータン・サカ語文献にはhvatana,hvaṃna,hvanなどとして見え,イスラム文献にはkhotanとして見える。…

※「于闐」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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