普及版 字通 「チュ・ユ」の読み・字形・画数・意味

13画
[説文解字]

[字形] 形声
声符は兪(ゆ)。兪に偸・揄(ちゆう)の声があり、
はその短音。〔説文〕七上に「牆(かき)を
く短版なり」とあり、「讀みて兪(ゆ)の
(ごと)くす。一に曰く、紐(ちう)の
くす」という。版築に用いる板の小さなもの、それで牆を作る。[訓義]
1. かきを築くときの短いそえ板、ついひじいた。
2.
と通じ、廁のものを通す穴、くそつぼ。3. したぎ、はだじゅばん。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕
ツイヒヂイタ 〔
立〕
ハイオホヒ・ツイタチノヒヂイタ 〔字鏡集〕
ツイヒヂ・ツヒヂイタ・ツイカキ[熟語]
廁▶[下接語]
廁

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

