普及版 字通 「チョウ・たれみみ」の読み・字形・画数・意味
7画
[字訓] たれみみ
[説文解字]
[字形] 象形
耳たぶが大きく垂れている形。〔説文〕十二上に「耳垂るるなり。耳に從ひて下垂す。象形」という。〔左伝〕にの公孫、字は子耳、また魯の叔孫、字は子張といい、張は張耳の意である。
[訓義]
1. 耳がたれる、たれみみ。
2. 字はまた輒に作る。
[古辞書の訓]
〔立〕 カマビスシ
[声系]
〔説文〕に声として・輒など四字を収める。両耳朶のような形のものをいうことが多い。
[語系]
・tiapは同声。tyamも声義の関係があり、(たん)は耳を少しく垂れるさまをいう。(ちよう)は金ばさみ、また毛抜きのように、左右より挟みとるもの、thiamはその金をいう字である。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報