ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「チョオユ」の意味・わかりやすい解説 チョオユChobogyu; Cho Oyu ヒマラヤ山脈中部,クーンブヒマール (エベレスト山群) 西部にそびえる高峰。標高 8201m。ネパールと中国チベット (西蔵) 自治区との国境をなす主脈上に位置し,南東約 27kmにエベレストがある。山名はチベット語で「トルコ玉の神」を意味する。初登頂はオーストリア隊 (隊長 H.ティッヒー) によって 1954年になされたが,これはモンスーン季直後の 10月に,隊員わずかに3名で,無酸素,全重量 1t足らずの資材という点で,ヒマラヤ巨峰登頂史に残っている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by