ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「チョガ・ザンビル遺跡」の意味・わかりやすい解説 チョガ・ザンビル遺跡チョガ・ザンビルいせきChoga Zambil イラン,フージスターン地方にあるエラムの古都スーサの東方で発見された中エラム時代の都市遺跡。 1951~62年にフランス人 R.ギルシュマンが発掘した。エラム王ウンタッシュ・ガルによって前 13世紀に建設され,ドゥル・ウンタッシュと名づけられた。囲壁で囲まれたテメノスに,スーサの主神インシュシナク神に捧げられた5階建てのジッグラトが建立された。ジッグラトの内部には神々の祠堂があった。テメノスの北東方に王宮が建てられ,その南方に王墓があった。 1979年世界遺産の文化遺産に登録。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by