チョピッチ(読み)ちょぴっち(その他表記)Branko Ćopić

日本大百科全書(ニッポニカ) 「チョピッチ」の意味・わかりやすい解説

チョピッチ
ちょぴっち
Branko Ćopić
(1915―1984)

ボスニア小説家。ベオグラード大学卒業。平凡で多様な民衆の生活を叙事詩的に描き、人間の愚かしさや悲しさを控え目の楽天主義ユーモアで温かく包む手法を得意とした、多作な人気作家。『グルメチ山麓(さんろく)』(1938)、『戦士逃亡者』(1938)、パルチザン戦を軸に戦時下のボスニアの雑多な人間集団の反目を描いた『突破』(1952)、『苦い蜜(みつ)』(1959)が知られる。

[栗原成郎]

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