民衆(読み)ミンシュウ

精選版 日本国語大辞典 「民衆」の意味・読み・例文・類語

みん‐しゅう【民衆】

  1. 〘 名詞 〙 国家や社会を構成している多くの人々。多く、被支配階級としての一般大衆をさしていう。衆民
    1. [初出の実例]「領土の広き民衆(ミンシウ)の蕃けき事業の繁げき如何に縝密なる法制有りと雖も」(出典:国会論(1888)〈中江兆民〉)
    2. [その他の文献]〔国語‐越語下〕

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普及版 字通 「民衆」の読み・字形・画数・意味

【民衆】みんしゆう

人民。

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世界大百科事典(旧版)内の民衆の言及

【民衆詩派】より

…1917年(大正6)ころから約10年間,詩壇に一地歩を占めていた民主主義的詩人の一派で,民衆の生活や心を日常語で平易に表現した。16年ころから詩壇に庶民的傾向が現れ,18年1月に福田正夫を中心とした雑誌《民衆》が創刊されてその傾向をおし進めたが,18年3月ころから民衆派・民主派の名称がこの傾向の一派に与えられ,その後,これらと同義の民衆詩派という名称も流布するようになった。…

※「民衆」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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