チラウン(読み)チラウン(その他表記)Chila`un

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「チラウン」の意味・わかりやすい解説

チラウン(赤老温)
チラウン
Chila`un

モンゴル帝国建国の功臣。モンゴル系のスルドス (速勒都思) 氏の人。初めタイチュート族の家人であったとき,その捕虜となった若年チンギス・ハン脱走を父のソルカン・シラや弟とともに助け,のちチンギス・ハンがタイチュートを攻略したとき来降。以来ナイマン (乃蛮) 部との戦いなどに功を立てて4傑の一人と称され,モンゴル帝国成立後,父や弟とともにダルハン (荅剌罕)の資格を許され,のち父を襲って千戸長となった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 ダルハン

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む