ちろつく

精選版 日本国語大辞典 「ちろつく」の意味・読み・例文・類語

ちろ‐つ・く

  1. 〘 自動詞 カ行四段活用 〙 ( 「つく」は接尾語 )
  2. ちろちろする。視点がはっきりときまらないで、物がちらついて見える。ちらつく。
    1. [初出の実例]「思案もどきつく目にちろつく、燈の光は庵室そうな」(出典:浄瑠璃・本朝三国志(1719)二)
  3. あちこち落ち着きなく動く。
    1. [初出の実例]「心と云ものが〈略〉ちろついたり、離れたり、根のしまりを失ひやすい物じゃ程に」(出典:絅斎先生敬斎箴講義(17C末‐18C初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む