ちろつく

精選版 日本国語大辞典 「ちろつく」の意味・読み・例文・類語

ちろ‐つ・く

  1. 〘 自動詞 カ行四段活用 〙 ( 「つく」は接尾語 )
  2. ちろちろする。視点がはっきりときまらないで、物がちらついて見える。ちらつく。
    1. [初出の実例]「思案もどきつく目にちろつく、燈の光は庵室そうな」(出典:浄瑠璃・本朝三国志(1719)二)
  3. あちこち落ち着きなく動く。
    1. [初出の実例]「心と云ものが〈略〉ちろついたり、離れたり、根のしまりを失ひやすい物じゃ程に」(出典:絅斎先生敬斎箴講義(17C末‐18C初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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