つるっと

精選版 日本国語大辞典 「つるっと」の意味・読み・例文・類語

つるっ‐と

  1. 〘 副詞 〙
  2. 全体凹凸がなく、なめらかなさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「コケシのように顔の無いつるっとした前を見せていた」(出典:異郷(1973)〈加賀乙彦〉)
  3. なめらかにすべるさま、また、なめらかなかたまりなどが、一度に入ったり、ぬけ出たりするさまを表わす語。つるりと。
    1. [初出の実例]「うすい貝の蓋を針の先でひっかけると、つるっと身がでてくる」(出典:象のいないサーカス(1968)〈井上光晴〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android