異郷(読み)イキョウ

精選版 日本国語大辞典 「異郷」の意味・読み・例文・類語

い‐きょう‥キャウ【異郷】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 故郷や母国を遠く離れた、よその土地。他郷。外国。
    1. [初出の実例]「流寓異郷異客、不心事使人悲」(出典:旱霖集(1422)高麗人)
    2. [その他の文献]〔王維‐九月九日憶山東兄弟詩〕
  3. 人が死んでから行くと考えられているところ。他界。人間世界でない世界。仙境

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「異郷」の読み・字形・画数・意味

【異郷】いきよう(きやう)

よその土地。他郷。前蜀・荘〔江上、李秀才に別る〕詩 に向つて沈することを惜しむこと(なか)れ 君とに是れ異の人

字通「異」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む