ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ティムガド」の意味・わかりやすい解説 ティムガドTimgad アルジェリア北東部にあるローマ時代の都市遺跡。アナバ港南西 210kmのバトナからさらに南東へ 30kmの地点に位置する。 100年頃トラヤヌス帝によって建設されたが,5世紀以降衰退し,一度復興されたものの,647年以後歴史から姿を消した。 1880年以来,凱旋門,列柱,4000人以上収容可能な円形劇場跡などが発掘され,「北アフリカのポンペイ」と呼ばれる。 1982年世界遺産の文化遺産に登録。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by