日本大百科全書(ニッポニカ) 「ティリチ・ミル山」の意味・わかりやすい解説 ティリチ・ミル山てぃりちみるさんTirich Mir パキスタン北部、ペシャワルの北方約250キロメートル、アフガニスタンとの国境近くにある山。ヒンドゥー・クシ山脈の北東部に位置する山脈の最高峰で、標高7690メートル。ヒマラヤ山脈の西方延長部にあたり、地質学的には古生層と中生層の境界が露出することで重要である。1950年7月、ノルウェーのA・ネス隊が初登頂に成功した。[中田 高] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例