岩石学辞典 「ティリライト」の解説 ティリライト 塩基性のラパキヴィ岩.ラパキヴィ輝緑岩の混成岩で,暗緑色で花崗閃緑岩の組成で,ヴィボルグ地方の古いラパキヴィ岩の中にパッチ状に産出する.岩石はアンデシン,マイクロクリン─ペルト石,角閃石,黒雲母,輝石などで構成される[Wahl : 1925].フィンランド南部,ウィボルグ(Wiborg)地方のシモラ(Simola)に産出する. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報