ティンベルヘン報告(読み)ティンベルヘンほうこく(その他表記)Tinbergen Report

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ティンベルヘン報告」の意味・わかりやすい解説

ティンベルヘン報告
ティンベルヘンほうこく
Tinbergen Report

正式には「第2次国連開発 10年のためのガイドラインおよび提案の準備」 Preparation of Guidelines and Proposals for the Second United Nations Development Decade。 1968年に J.ティンベルヘンを委員長として設置された国連開発計画が 70年1月にまとめたもの。 70年秋の国連 25周年記念総会で,71年1月から始る「第2次国連開発の 10年」が宣言され,その実行計画として「国際開発戦略」が採択されたが,この報告はその基礎となった。内容的には開発途上国全体の経済成長率を年平均6%とすることを目標とするとともに,先進国に対しては,(1) 72年までに GNPの1%援助目標を達成すること,(2) そのうち4分の3は政府援助とすること,(3) 援助条件は 75年までに贈与部分が 80%となるように改善することなどを勧告している。 69年 10月に発表されたピアソン報告と並んで,開発途上国の開発問題に関する重要な文献の一つである。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ノーベルがスウェーデンアカデミーに寄付した遺産を基金とする世界的な賞。1901年以降行われ、毎年、物理学・化学・生理学および医学・文学・平和・経済学の6部門において、顕著な功績のあった人に授与される。...

ノーベル賞の用語解説を読む