テトラメチルアンモニウム(英語表記)tetramethylammonium

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

テトラメチルアンモニウム
tetramethylammonium

第四アンモニウム化合物で,ハロゲン (塩素,臭素,ヨウ素) や水酸基と塩を形成している。いずれも固体で,特にテトラメチルアンモニウムハイドロオキサイド [(CH3)4N]+OH- は強い塩基性を示す物質である。これは水とともに沸点より少し上の温度に加熱すると,メチルアルコールトリメチルアミンに分解する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android