普及版 字通 「テン・けがれる」の読み・字形・画数・意味
11画
[字訓] けがれる
[字形] 形声
声符は典(てん)。〔広雅、釈詁三〕に「濁るなり」、〔広雅、釈訓〕に「(てんでん)は垢濁なり」とあり、垢よごれなどをいう。
[訓義]
1. けがれる、にごる。
2. あかよごれ、よごれる。
3. しずむ、ほろびる。
[古辞書の訓]
〔字鏡集〕 ニゴル
[語系]
thyen、澱(淀)dynは声近く、ともに濁り汚れる意のある語である。
[熟語]
汨▶・悴▶・然▶・濁▶・▶・湎▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報