最新 地学事典 「ディスカバリーⅡ号」の解説
ディスカバリーにごう
ディスカバリーⅡ号
R.R.S.Discovery Ⅱ
1929年ディスカバリーⅠ号の代船として進水した英国の海洋調査船。1,036総トン,極海行動用としてつくられ,長航続距離を有する。約9,000mテーパードワイヤ,2,000mトロール用ワイヤのほか深海観測用装置を有する。数次の精密な南極環海観測を行い,Ⅰ号と合わせて南氷洋の全容を明らかにした。49年以降,英国国立海洋学委員会が運用に当たる。大西洋の観測にも従事し,57年湾流(Gulf Stream)下の反流を発見したことは有名。
執筆者:岩淵 義郎
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

