全容(読み)ゼンヨウ

デジタル大辞泉 「全容」の意味・読み・例文・類語

ぜん‐よう【全容】

全体の姿・形。また、内容のすべて。全貌ぜんぼう。「山々がその全容を現す」「事件の全容を明らかにする」
[類語]全体総体全部全般全面全豹ぜんぴょう全貌ぜんぼうすべて一切いっさい万般万端万事丸ごとそっくりそのまま徹頭徹尾残らず残り無く余すところなくことごとく通じて総じてつぶさにこぞって丸丸身ぐるみ全一ぜんいつ全的全面的軒並み一通り一渡りごそっとごっそりすっかり一つ一つおよ有りと有る有りとあらゆるおんぶにだっこオールラウンドすることなすこと何から何まで一部始終裏表網羅丸きり丸っきりあるがまま一揃ひとそろ一式十把ひとからげひとまとめありったけ総なめ細大漏らさず洗いざらい何もかも何でもかんでも根こそぎ漏れなく隈なく一から十まで一切合切いっさいがっさい

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精選版 日本国語大辞典 「全容」の意味・読み・例文・類語

ぜん‐よう【全容】

  1. 〘 名詞 〙 全体のすがた、かたち。また、全体の内容。全貌
    1. [初出の実例]「もはやその全容の三分の二ほど、雪をかぶった富士の姿を眺め」(出典:富嶽百景(1939)〈太宰治〉)

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