最新 地学事典 「海洋調査船」の解説
かいようちょうさせん
海洋調査船
oceanographic research vessel
海洋あるいは海洋底の観測・研究などを行う目的で建造された船舶の総称。精密音響測深機などの船上機器に加え,海中での試料採取装置や現場観測機器をワイヤーで降下させる観測ウィンチを装備したり,試料やデータ処理のため船上実験室をもつことが多い。日本では気象庁・海上保安庁(国土交通省)および水産庁(農林水産省)が,それぞれ気象観測船,測量船および漁業調査船などの名称で複数の海洋調査船を擁しているほか,国立大学法人・私立大学・独立行政法人の所有する練習船,研修船,海洋資源調査船などがある。また国立研究開発法人海洋研究開発機構が,学術研究船,深海潜水調査船支援母船,地球深部探査船(掘削船)などの海洋調査船を運航している。
執筆者:蒲生 俊敬
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

