最新 地学事典 「ディプロトドン」の解説
ディプロトドン
学◆Diprotodon
現生のコアラやウォンバットと同じ,オーストラリア有袋類の双前歯目の絶滅属で,ディプロトドン科の模式属。植物食の種類としては,最大級の有袋類である。最古の化石記録は第四紀更新世のCalabrianのものであるが,ほとんどの化石は後期更新世のもので約4万年前のものも知られている。
執筆者:髙桒 祐司
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
学◆Diprotodon
現生のコアラやウォンバットと同じ,オーストラリア有袋類の双前歯目の絶滅属で,ディプロトドン科の模式属。植物食の種類としては,最大級の有袋類である。最古の化石記録は第四紀更新世のCalabrianのものであるが,ほとんどの化石は後期更新世のもので約4万年前のものも知られている。
執筆者:髙桒 祐司
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
… 有袋類はオポッサム科のエオデルピスなどが上部白亜紀に北アメリカに現れ,続いてヨーロッパにも数属が現れたが後に絶滅し,南アメリカとオーストラリアで進化した(図)。南アメリカでは中新世にハイエナに似たボルヒエナ,鮮新世に剣歯虎に似たチラコスミルスなどのボルヒエナ上科の猛獣も現れ,オーストラリアでは更新世に,ライオン大のチラコレオ,サイ大のディプロトドン(ともにクスクス上科)などが現れたが,中新世以前の化石は知られていない。 現生のものは,足の第2,3指が結合して毛をすく櫛(くし)に変化したクスクス上科(下の切歯は1対。…
※「ディプロトドン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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