デジタル大辞泉 「ディペンダブルエア」の意味・読み・例文・類語 ディペンダブル‐エア(Dependable Air) 《ディペンダブルは「頼りになる」の意》異なる無線通信を組み合わせ、災害時にも接続を可能とする情報通信ネットワーク構想。電源を喪失するなどで基地局が使用不能になった際、準天頂衛星を利用して携帯電話端末の通信を行うもの。東北大学などが実用化に向けた研究を進めている。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
知恵蔵mini 「ディペンダブルエア」の解説 ディペンダブル・エア 回線が混雑する災害発生時にも常に接続可能な情報通信ネットワーク。東北大学が科学技術振興機構や通信事業者などと共同で実用化に向けた研究を進めており、2014年のアジア・パシフィックマイクロ波会議でシステムの構想が発表された。構想が実現すれば、異なる周波数に対応する集積回路を携帯端末に搭載し、準天頂衛星などの衛星通信システムによる高度な位置情報や時刻情報を活用することで、いかなる状況下でも最適な通信方式を自動選択してネットワークに接続することが可能になる。 (2014-11-19) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報