準天頂衛星(読み)ジュンテンチョウエイセイ

デジタル大辞泉 「準天頂衛星」の意味・読み・例文・類語

じゅんてんちょう‐えいせい〔ジユンテンチヤウヱイセイ〕【準天頂衛星】

準天頂軌道をとる人工衛星。地球上のある地点から見ると、天頂付近に長時間とどまって見える。→準天頂衛星システム

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

共同通信ニュース用語解説 「準天頂衛星」の解説

準天頂衛星

高度約3万3千~3万9千キロの楕円だえん軌道を周回し、特定地域上空に一定時間とどまる人工衛星。2010年に打ち上げられた「みちびき」は、日本の真上に近い軌道を通るため、衛星の電波ビルや山によって遮られることがなく、都市部や山間地でも受信しやすい。衛星利用測位システム(GPS)と組み合わせることで、より正確な位置情報を知ることができる。将来的には衛星を4基に増やし、常に1基が日本上空に位置することを目指している。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android