化学辞典 第2版 「デオキシノジリマイシン」の解説
デオキシノジリマイシン
デオキシノジリマイシン
deoxynojirimycin
1,5-dideoxy-1,5-imino-glucitol.C6H13NO4(163.17).クワMorusやJacobinia suberectaから単離され,また,種々の桿(かん)状菌が生産するアルカロイド.α-グルコシダーゼ阻害剤.抗高血糖症活性があり,家畜の飼料などに添加される.抗HIV活性も報告されている.融点206°.+44.7°(水).[CAS 19130-96-2][別用語参照]ノジリマイシン
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報