現代外国人名録2016 「デスコト」の解説
デスコト
D’Escoto
- 職業・肩書
- 外交官,政治家,司祭 国連大使 元ニカラグア外相,元国連総会議長(第63回)
- 国籍
- ニカラグア
- 生年月日
- 1933年
- 出生地
- 米国カリフォルニア州ロサンゼルス
- 本名
- ブロックマン,ミゲル・デスコト〈Brockman,Miguel D’Escoto〉
- 学歴
- コロンビア大学ジャーナリズム科大学院〔1962年〕修士課程修了
- 勲章褒章
- カルロス・フォンセカ・アマドル勲章〔1986年〕, ミゲル・オバンド・ブラボ枢機卿勲章〔2007年〕
- 受賞
- 国際レーニン賞〔1986年〕,トーマス・マートン賞〔1987年〕
- 経歴
- 幼少期をニカラグアで過ごしたのち、1947年留学のため渡米。’53年ニューヨーク州メリノールのカトリック進学校に学び、’61年メリノール宣教会司祭に任命され、世界各地を巡る。’63年には労働者の権利擁護のための地域社会活動に取り組み、サンティアゴ周辺のスラム地区に暮らす人々の地位向上を目指し、チリで国家人民行動研究所(INAP)を創設。’72年ニカラグアの首都マナグアを襲った地震の被災者援助のため、’73年ニカラグア共同体総合開発基金(FUNDECI)を創設。’79年7月〜’90年4月ニカラグア外相を務め、2008年6月第63回国連総会議長に選出された。2011年3月空席となっていたリビアの国連大使にカダフィ政権の要請で就任。強硬な反米主義者として知られる。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報