デュフレン石(読み)デュフレンせき

最新 地学事典 「デュフレン石」の解説

デュフレンせき
デュフレン石

dufrénite

化学組成のデュフレン石族の鉱物単斜晶系,空間群C2/c, 格子定数a2.500~2.584nm, b0.488~0.513, c1.371~1.402, β109°46′~111°34′,単位格子中2分子含む。繊維状結晶が放射状集合をなし,ブドウ状の皮殻ないし塊を呈する。自形結晶はまれ。暗緑ないし濃赤褐色で,半透明絹糸光沢。劈開{100}に完全。硬度3.5~4.5, 比重3.1~3.34。薄片では青ないし淡褐~濃褐色の多色性。屈折率α1.820~1.842, β1.830~1.850, γ1.875~1.925, 2V(+)小,光分散vrまたはrv強。Na>Caのものがnatrodufrenite, burangaite((Na,Ca)(Fe2,Mg)Al5(PO44(OH,O)6・2H2O)も同族。鉄に富む鉱床やリン酸塩ペグマタイトの酸化帯に褐鉄鉱,その他二次的生成のリン酸塩鉱物に伴う。日本では茨城県かすみがうら市雪入のリン酸塩ペグマタイトから産した。名称はフランスの鉱物学者O.P.A. Dufrénoy(1792~1857)にちなむ。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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