デルマタン硫酸(読み)デルマタンリュウサン

化学辞典 第2版 「デルマタン硫酸」の解説

デルマタン硫酸
デルマタンリュウサン
dermatan sulfate

コンドロイチン硫酸B,β-ヘパリンともいう.コンドロイチン硫酸AのD-グルクロン酸のかわりにL-イズロン酸が置換した構造をもち,少量のD-グルクロン酸も含む.ほ乳動物の皮膚,腱,心臓弁,大動脈,項靭帯,莢(きょう)膜などに存在する.分子量2万~4万.-55~-63°(水).若干のヘパリン様抗凝血活性を有する.[CAS 27967-94-0]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

世界大百科事典(旧版)内のデルマタン硫酸の言及

【コンドロイチン硫酸】より

…ウロン酸の種類,硫酸基の結合位置によって,主として三つの種類のコンドロイチン硫酸が知られている。すなわち,コンドロイチン硫酸A,コンドロイチン硫酸B(デルマタン硫酸ともいう),コンドロイチン硫酸Cである。コンドロイチン硫酸Aは骨,角膜,Bは皮膚に特に多く存在する。…

※「デルマタン硫酸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む