デンマーク音楽(読み)デンマークおんがく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「デンマーク音楽」の意味・わかりやすい解説

デンマーク音楽
デンマークおんがく

他のスカンジナビア諸国と同様,中世以来の古い歌謡は 12世紀以後フランスの影響を受けた。 16世紀になると長調や,スカンジナビア諸国共通の長7度をもつ短調のドイツ風民衆歌曲が多くなった。宗教改革以後コラールがデンマーク音楽の基礎となったが,16~17世紀の芸術音楽は,宮廷音楽家としての外国の作曲家が中心であった。自国の芸術音楽は,18世紀なかば J.シュルツらのオペラ活動に始り,盛んに民俗的ジングシュピールが作られ,D.F.クーラウの『エルベの丘』などが作曲された。 19世紀以後は,N.ガーデや C.ニールセンらの交響曲や P.クレーナウの活躍などがデンマーク音楽の躍進を支えた。

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