精選版 日本国語大辞典 「とうから」の意味・読み・例文・類語
とう‐から
- 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある )
- ① 船を漕ぐ艪・櫂の音などを表わす語。
- [初出の実例]「とうから空艪の音がした」(出典:歌謡・落葉集(1704)四・しととん踊)
- ② 櫓太鼓の音を表わす語。
- [初出の実例]「よせ太鼓音もたうから唐からやわたる孔雀か能の鼠戸」(出典:狂歌・古今夷曲集(1666)九)
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...