トゥズラ(その他表記)Tuzla

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「トゥズラ」の意味・わかりやすい解説

トゥズラ
Tuzla

ボスニア・ヘルツェゴビナ北東部の都市。サラエボの北東約 90kmのトゥズラ盆地に位置する。 10世紀頃から岩塩産地として知られ,地名トルコ語のトゥズ (塩) に由来する。 16世紀からオスマン帝国軍の駐屯地,19世紀にはオーストリア=ハンガリー帝国領となり,1918年にセルビア人クロアチア人・スロベニア人王国 (1929年ユーゴスラビアと改称) に属した。褐炭採掘が盛ん。人口 18万 3770 (1991) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android