世界の観光地名がわかる事典 「トゥルム遺跡」の解説 トゥルムいせき【トゥルム遺跡】 メキシコ南東部の観光都市カンクンにある遺跡。カリブ海沿岸の高さ12mの断崖に立つ、14世紀末に栄えたマヤ文明の宗教都市遺跡である。断崖に建つカステージョや、保存状態のいいフレスコ画が描かれたフレスコ神殿などがある。太陽崇拝を示すように、主要な建物は西向きに建てられている。青く美しいカリブ海と白亜の遺跡のコントラストが美しい。◇「トゥルム」はマヤ語で「城壁」という意味で、遺跡が三方を石壁に囲まれていることに由来する。 出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報