ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「トクマク」の意味・わかりやすい解説 トクマクTokmak キルギス北部の都市。首都ビシケクの東約 60kmにあり,チュー川に臨む。 19世紀初めに建設された要塞に始まる町で,同世紀後半この地域一帯がロシア領となるとともにその中心地となった。その後ピシペク (現ビシケク) に中心地が移ったため衰えたが,1938年市へ鉄道が通じて以降,工業が発展した。食品 (砂糖,野菜缶詰) ,羊毛加工などが主要工業。ビシケクと鉄道,ハイウェーで結ばれる。人口7万 1200 (1991推計) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by