以降(読み)イコウ

デジタル大辞泉 「以降」の意味・読み・例文・類語

い‐こう〔‐カウ〕【以降/×已降】

ある時からのち。「平安時代―」「四月―」
以後[用法]
[類語]その後以後以来爾後爾来あとのち事後今後さき後後あとあと後後のちのち先先直後

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精選版 日本国語大辞典 「以降」の意味・読み・例文・類語

い‐こう‥カウ【以降・已降】

  1. 〘 名詞 〙 ある基準になる時からあと、または、今まで。以後。
    1. [初出の実例]「法華一乗翻伝以降。修行託生。歴数十身」(出典聖徳太子伝暦(917頃か)上)
    2. 「丁卯以降(イコウ)人心日に開化に進歩し今日に在ては」(出典:新聞雑誌‐五号・明治四年(1871)六月)

以降の語誌

→「いご(以後)」の語誌

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普及版 字通 「以降」の読み・字形・画数・意味

【以降】いこう(かう)

~よりこのかた。以後。〔後漢書、逸民伝序〕武は美を盡せり。(つひ)に竹のうす。(こ)れより以、風(いよいよ)し。

字通「以」の項目を見る

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