ところざわサクラタウン(読み)ところざわさくらたうん

知恵蔵mini 「ところざわサクラタウン」の解説

ところざわサクラタウン

埼玉県所沢市に2020年11月にオープンした大型複合施設。出版大手の株式会社KADOKAWAと所沢市が共同で進める街づくりプロジェクト「クール ジャパン フォレスト構想」の中核施設で、約4万平方メートルの敷地内にホテルやイベントスペース、商業施設などが立ち並ぶ。メインとなる「角川武蔵野ミュージアム」は図書館や美術館、博物館の機能を一体化させた施設で、建築家の隈研吾が設計を手がけた。高さ約8メートルの巨大な本棚に360度囲まれる空間「本棚劇場」をもち、KADOKAWAの創業者である角川源義(げんよし)の個人蔵書や、文芸評論家の山本健吉からの寄贈書など約5万冊が所蔵されている。

(2021-1-14)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android