精選版 日本国語大辞典 「とさまこうさま」の意味・読み・例文・類語 とさま‐こうさま‥かうさま 〘 名詞 〙 ( 形動 )( 「とざまこうざま」とも ) 「とさまかくさま」の変化したもの。[初出の実例]「天皇皇女の不在(なき)ことを疑ひたまひて恒に、闇夜に東西(トサマカウサマ)に求(もと)め使たまふ」(出典:日本書紀(720)雄略三年四月(前田本訓))「縊(くびれ)てや死ん、淵川に身をしづめやすべきと、とさまかうさまに思ひめぐらしけるが」(出典:読本・昔話稲妻表紙(1806)四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例