日本大百科全書(ニッポニカ) 「トルネ川」の意味・わかりやすい解説 トルネ川とるねがわTorne älv スウェーデン最北部を流れる川。その中・下流部はフィンランドとの国境をなす。フィンランド語名トルニオTornio川。スカンジナビア山脈中に源を発し、トルネ湖を経て、ライニオ川やフィンランド領から流入するムオニオ川などの支流を合流後、ボスニア湾に注ぐ。流域面積3万0330平方キロメートル、長さ510キロメートルの大河。トルネ湖の南西岸に、氷河地形や原生花園、真夜中の太陽(白夜)などで知られるアービスコ国立公園がある。[田口雄作] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例