最新 地学事典 「トーゴ層群」の解説
トーゴそうぐん
トーゴ層群
Togo Group
西アフリカ(ガーナ・トーゴ・ベニン)の先カンブリア界上部層。ガーナのAkwapim山脈,トーゴのTogo山脈,ベニンのAtakora山地を一括してTogo帯と称し,その構成岩層をトーゴではTogo層群,ベニンではAtacorian層群,ガーナではAkwapimian層群と呼ぶ。放射年代は8億~7億年前。Togo層群は,おもに珪岩・珪岩質片岩・ざくろ石-雲母片岩・滑石片岩・千枚岩からなり,角閃石片岩・エクロジャイト・片麻岩などをわずかに含む。Atacorian層群は石英片岩・絹雲母片岩・珪岩からなる。Togo帯の東を画すTogo不連続面はsuture zoneの性格をもち,西アフリカ・クラトンと東サハラ・クラトンの約6億年前の衝突によって生じたと考えられる。
執筆者:諏訪 兼位・星野 光雄
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

