雲母片岩(読み)ウンモヘンガン

関連語 泥岩 がん 名詞

精選版 日本国語大辞典 「雲母片岩」の意味・読み・例文・類語

うんも‐へんがん【雲母片岩】

  1. 〘 名詞 〙 雲母、石英、長石を主成分とする結晶片岩。ほか石墨ざくろ石などを含む。粘板岩質の岩石変成作用をうけて生成したもので、雲母片が一定方向に配列しているため、はがれやすい。〔日本風景論(1894)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「雲母片岩」の意味・わかりやすい解説

雲母片岩
うんもへんがん
mica schist

雲母類鉱物を含む結晶片岩。泥質岩起源で,雲母としては黒雲母や白雲母を含有する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android