ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「トーチョウ市」の意味・わかりやすい解説 トーチョウ(徳州)〔市〕トーチョウDezhou 中国東部,シャントン (山東) 省北西部の商工業都市。トーチョウ地区の行政中心地。ホーペイ (河北) 省との省境にあり,チンフー (京滬) 鉄道とシートー (石徳) 鉄道の分岐点で,ター (大) 運河にも沿う。漢代には鬲県と呼ばれ,隋代に長河県と改名。明代にター運河水運の要衝として運糧衛所や官営の倉庫がおかれ,明,清を通じて徳州の州治であった。機械,綿紡織,搾油などの工業があり,農村部ではワタ,コムギ,トウモロコシ,ナンキンマメを栽培する。スイカとロバの産地として知られている。人口 32万 1378 (1990) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by