ドファール(その他表記)Dhufar

改訂新版 世界大百科事典 「ドファール」の意味・わかりやすい解説

ドファール
Dhufar

アラビア半島南部のアラビア海に面する一地域。オマーン南端の州を構成する。アラビア語で正しくはズファールẒufārとよばれる。季節風の影響で6~10月の雨季に750mmの降雨があり,アラビア半島では珍しく緑が豊かで,乳香を産する。州都サラーラSalāla周辺の平地北西の山岳部,北方の岩石台地の三つの地区に分かれる。オマーン北部とは陸路の交通が困難で,隣接の南イエメンの支援のもとにドファール独立運動が一時激化した。山岳住民は古代南アラビアの言語を継承し,タカ付近の遺跡はドファールが古代の香料ルートにあたっていたことを示している。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 浅井

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む