最新 地学事典 「ドブレーアイト」の解説
ドブレーアイト
daubréeite
化学組成BiO(OH, Cl)の鉱物。正方晶系,空間群P4/nmm, 格子定数a0.3849nm, c0.7392, 単位格子中2分子含む。土状~塊状。黄白色,土状光沢。劈開{001}に完全。硬度2~2.5。比重7.56(OH:Cl~1:1で計算)。薄片では無色,屈折率ω1.91,ε~1.90, 一軸性負。(OH, Cl)の位置がClとなったものがビスモクライト(bismoclite),Fがザバリッカイト。自然蒼鉛や輝蒼鉛鉱の分解物。名称はフランスの地質学者G.A.Daubrée(1814~96)にちなむ。なおdaubréeliteは隕石から発見された硫化鉱物FeCr2S4。
執筆者:松原 聰
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

