どら者(読み)ドラモノ

デジタル大辞泉 「どら者」の意味・読み・例文・類語

どら‐もの【どら者】

道楽者放蕩ほうとう者。
「何うして何うして為方のえ―だった」〈真山南小泉村

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精選版 日本国語大辞典 「どら者」の意味・読み・例文・類語

どら‐もの【どら者】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「どらもん」とも ) 品行のよくない者。放蕩者。道楽者。
    1. [初出の実例]「ある親仁、むす子三人もちけるが、みなそろふたるどらものにて」(出典:咄本・軽口へそ順礼(1746)四)
    2. 「昔ははア、何うして何うして為方の無え道楽者(ドラモン)だった」(出典:南小泉村(1907‐09)〈真山青果〉三)

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