ドル・コスト平均法(読み)どるこすとへいきんほう(その他表記)dollar cost averaging

知恵蔵 「ドル・コスト平均法」の解説

ドル・コスト平均法

株式などの金融商品長期にわたって一定額ずつ買い付けていくことで価格変動リスクを分散する投資手法。投資額が一定であるため、株式の場合には株価が高いときには少ない株数を、逆に下がったときには多くの株数を購入するため、平均購入コストが安定する。ただし、購入コストを下げる、リスクを低減するなどの効果はない。従業員持株会を通じた自社株購入株式累積投資など、長期の資産形成に適している。

(熊井泰明 証券アナリスト / 2008年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

投資信託の用語集 「ドル・コスト平均法」の解説

ドルコスト平均法


投資信託や株式の価格変動リスクを軽減するため、一度にまとめて購入するのではなく、例えば毎月一定額というように、定期的に定額を買付ける投資の方法のこと。一定額で買付けるので、価格が安い時には多く、価格が高い時には少なく買付けることになり、結果として平均買付け価格を下げる効果が得られる。

出典 (社)投資信託協会投資信託の用語集について 情報

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