ドロンノール県(読み)ドロンノール(その他表記)Doloon Nuur

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ドロンノール県」の意味・わかりやすい解説

ドロンノール(多倫諾爾)〔県〕
ドロンノール
Doloon Nuur

漢語名はトールン (多倫) 。中国北部,内モンゴル (蒙古) 自治区東部,シリンゴル (錫林郭勒) 盟南部の県。豊かな草原にあり,牧畜民の一中心地,ホワペイ (華北) 平原と内モンゴル高原を結ぶ商業地として発達。元代には上都開平府がおかれた。清代に勅願寺であるラマ教の彙宗寺,善因寺が建てられ,内モンゴル最大の聖地となった。ラマ廟が多く,毎年6月 13日前後の廟祭には盛大な市が立つ。手工業品としてウマの鞍と蒙古靴が有名。人口9万 7900 (1990) 。

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