ドンキン義塾(読み)ドンキンぎじゅく

旺文社世界史事典 三訂版 「ドンキン義塾」の解説

ドンキン(東京)義塾
ドンキンぎじゅく

ヴェトナムの民族運動家ファン=チューチンが1907年ハノイに設立した学校
独立のための人材養成をめざし,クオックグー国語)による民族教育と近代的な西欧教育を融合させた。寄付にもとづいて学費は無料。教育班・宣伝班・著作班があり,影響を受けた地方においても梅林義塾や玉川義塾などが設立された。インドシナ総督により1908年閉鎖。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android