ドームふじ基地(読み)ドームフジキチ

デジタル大辞泉 「ドームふじ基地」の意味・読み・例文・類語

ドーム‐ふじきち【ドームふじ基地】

南極大陸にある日本の観測基地。昭和基地の南約1000キロメートル、クイーンモードランドの氷床頂上に位置する。標高3810メートル。年間平均気温マイナス58度。平成7年(1995)、第三十五次および三十六次観測隊により、ドームふじ観測拠点として建設。平成16年(2004)より現名称になった。平成19年(2007)、過去70万年におよぶ気候変動記録が得られるとされる、深さ3000メートルの氷床コア掘削に成功した。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android