なじかは(読み)ナジカハ

デジタル大辞泉 「なじかは」の意味・読み・例文・類語

なじか‐は

[副]なじか」を強めた語。
「かくあるべしと知るならば、―八幡へ参りけん」〈保元・下〉

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精選版 日本国語大辞典 「なじかは」の意味・読み・例文・類語

なじか は

  1. 「なじか」の疑問反語の意をさらに強めたいい方。
    1. [初出の実例]「なじかはたまるべき。鞍の前輪をはたと射わって」(出典:金刀比羅本保元(1220頃か)中)
    2. 「なじかは知らねど心わびて、昔の伝説(つたへ)はそぞろ身にしむ」(出典:唱歌・ローレライ(1909)〈近藤朔風訳〉)

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