出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
反語には、次の二つの場合がある。一は、いいたいことを平叙文の形で述べずに、表現を強調するためにわざと疑問文の形で、「そんなことが許されてもいいものだろうか」と述べる場合である。「そんなことは許されない」と平叙の形で述べるよりも、表現が強くなる。文法などで「反語」というときは、つねにこの意味で、英語のrhetorical question(修辞疑問)に該当する。
二は、真にいいたいことと反対の意味をもつことばを使うことによって、皮肉・非難・軽蔑(けいべつ)の意を込める場合である。みるからにみすぼらしい服装をみて、「りっぱな身なりをしていらっしゃる」などといい、英語のironyに該当する。
第一の問いかけの反語は、だれにでも真意を理解してもらえるが、第二の正反対の表現をする反語は、その真意を理解してもらえないことがある。たとえば、「あんなよい人はいない」といったとき、当人が悪徳の限りを尽くしている人物であることを思い浮かべて、その表現が反語であることを理解する人もいるが、反語であることに気づかずに、話し手のほうをかえってうそつきだと誤解する人もいる。また、ことばどおりに真(ま)に受ける人もいる。この第二の反語は、普通、書かれた文章では、文脈に生ずる違和感によって察知される。話しことばでは、話し手の声の調子、表情、身ぶり、人柄、表現内容のあり方などによって察知される。
[山口仲美]
〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...
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