なもみ(読み)ナモミ

デジタル大辞泉 「なもみ」の意味・読み・例文・類語

なもみ

火にあたりすぎて腕やすねにできる赤いまだら模様。火だこ。

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精選版 日本国語大辞典 「なもみ」の意味・読み・例文・類語

なもみ

  1. 〘 名詞 〙 植物おなもみ(葈耳)」の異名。《 季語・夏 》 〔新撰字鏡(898‐901頃)〕

なもみ

  1. 〘 名詞 〙 たき火などに長くあたっていて腕や足にでる、赤い斑紋。あまめ。火だこ。

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世界大百科事典(旧版)内のなもみの言及

【来訪神】より

…日本の来訪神には三つの形態がある。ひとつは仮面仮装した異形の姿で来訪するものであって,秋田のナマハゲ,能登のアマメハギ,三陸のナモミ,ヒガタタクリ,甑島(こしきじま)のトシドン,吐噶喇列島悪石島のボセ,宮古のパーント,八重山のアンガマ,アカマタ・クロマタ,ミルク(弥勒),マユンガナシ,フサマラーなどがある。仮面仮装する者の多くは若者であり,また特別の資格を備えた村人である。…

※「なもみ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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